アクセスとか気にしない!駅中の美術館、東京ステーションギャラリー

アクセスとか気にしない!駅中の美術館、東京ステーションギャラリー

表題どおり駅の中にある美術館。『東京ステーションギャラリー』に行ってきました。
東京駅内に美術館があるなんて知らなかった。というよりも気づかなかった。

何で今まで気づかなかったのだろう。たぶん今まで私が見たいと思う展示をがやっていなかったため。今回『鴨居玲展』が開催されることを知り、東京ステーションギャラリー・・・だと?

となったのです。

東京ステーションギャラリー

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東京駅の中にあるというポテンシャル

2012年に東京駅の丸の内駅舎の保存・修復工事の完了に伴いリニューアルオープンした東京ステーションギャラリー。丸の内北口を出て、右向け右すれば美術館は目の前というポテンシャルの高さ。

しかし、もったいないことに駅の中の美術館だけあって鉄道関連の展示企画が多いようです。
道理で今まで気づかなかったわけです。鉄道に興味がないと来ませんから。

アクセスとか気にしない!駅中の美術館、東京ステーションギャラリー

では今回の『鴨居玲展』はというと北陸新幹線の開業記念ということで、金沢出身の画家である鴨居玲が取り上げられたわけです。

こういう展示を増やしてほしい。それに無理して鉄道にこじつけなくてよいのではと思ってはいるのですが。いかがでしょうか。

館内

アクセスとか気にしない!駅中の美術館、東京ステーションギャラリー

東京駅の丸の内駅舎自体が重要文化財として歴史のある貴重な建物なのですが、この駅舎の中に一般の人が入る手段はふたつ。

東京ステーションホテルに宿泊するか、東京ステーションギャラリーに入るか。もう後者しかないですね。

1Fの券売機でチケットを購入。美術館で券売機ってちょっと珍しいですよね。
美術館自体は2Fと3F。

東京駅が作られた当時の赤レンガがむき出しとなっていて、歴史を重ねた重厚さがあります。

没後30年 鴨居玲展 踊り候え

アクセスとか気にしない!駅中の美術館、東京ステーションギャラリー
重たい。重たすぎる。でもそれがいい。不安定な精神から削りだすようにして描いた作品がずしりときます。

展示は初期から徐々に晩年の作品へと移っていきますが、見るのがだんだん恐くなっていきます。今にも壊れてしまいそうな、危うさ、不安定さ。恐いけど目が離せない、どんどん引き込まれていきました。

鴨居玲は自殺願望に取りつかれ、人生を通じて何度も自殺未遂を犯し、1985年に57才で亡くなってしまいますが、絶筆となった作品、最後の時まで描いていたであろう作品も展示されています。

自殺したくはないですが、芸術家として苦悩して生きる姿に憧れます。これぞ芸術家としての在りようなのではないかと。

絵や美術といったものとは違った、普段の生活の悩みの方が多くて、芸術に苦悩できるほど、頭の容量に空きがないのです。芸術家としての姿ってどうあるべきなのでしょうか。

アクセスとか気にしない!駅中の美術館、東京ステーションギャラリー

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美術館を出ると、2Fから丸の内北口を見渡すことができ、ショップを抜けて1Fに戻ることになります。一歩出ると改札を通る人の喧騒で現実に帰りました。

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