dadacha展

dadacha展

ちょうど一年前のこの時期、銀座スルガ台画廊で『dadacha』という展示をやっておりました。

dadachaというのは、東北芸術工科大学の日本画大学院の卒業生の中から大学の日本画教員の推薦で数名が、毎年、銀座スルガ台画廊にて展示を行なっております。

dadacha

去年は私と、竹下修司氏、針生卓治氏と共に、展示を行なわせていただきました。

仕事もあり、会場にはあまりいることができませんでしたが、猛暑の中、たくさんの方に御高覧いただきまして、大変ありがたく思っております。

絵は描く事で完成するのではなく、その絵を見てくれる人がいて、初めて完成するのだと言うことを思い出せた期間であったことと共に、展示期間中の短い間、大学時代の仲間と共に自分たちの描いた絵に囲まれた空間にいることで、あたかも大学時代に戻ったかのような、錯覚を覚えた、夢の中にいるかのような、独特の時間でした。

今思うと、絵をもっとこうしていれば、ああしていればなどと考えてしまいますが、働き始めたばかりで、社会人としても、作家としても、肝の座っていない不安定で慌ただしいその一時にしか描けなかった絵でもあったと思います。

…それは今も変わっていないかもしれませんが。

今年もこのdadachaは次の代に引き継がれ、展示が行われるそうですよ。